こんにちは松尾しょうこです
福岡の台風の被害は出ることなく
ほっと一安心のこの頃・・・
皆様いかがお過ごしでしょうか?
博多の街は山笠の空気で盛り上がっているようですね
なんだか『夏がきたっ』って感じがしますね
さて今回は私たちのお仕事のおはなしを
少しだけしたいと思います
みなさん『サインポール』って知っていますか?
これです
じつはこれ理容の歴史がつまってるんです
『理容』の起源は古代エジプトにはじまったとされており
中世ヨーロッパで『理容業』として確立されました
当時の理容師はなんと外科医を兼ねており
『理容外科医』と呼ばれていました
その当時『身体の悪い部分には悪い血が集まる』と
考えられており、その部分の血を抜き取る
『瀉血(しゃけつ)』という治療がありました
血を抜くときに使われていた血を伝わらせる
棒を赤く塗っていたことから、その棒は
『barber’s pole(理容店の棒)』と呼ばれるようになりました☆
その棒と、治療に使った白い包帯を店先に干していた時に
風が吹き包帯が棒にらせん状に巻きついていたそうです
これが現在のサインポールの原形といわれます
そののち、1700年代に入りフランスやイギリスでは
理容業と外科医が区別されるようになりました
このとき
理容が『青』
外科医が『赤白』
と定められており
それが合わさって現在の
『赤・青・白』
の3色になったといわれています
ながーい歴史がつくりだしたものなんですね☆
今度からサインポールみかけたら
今までとは少しちがう感覚で
見れるかもしれませんね
また機会があればこういったお話し
させていただきますね☆
松尾しょうこ